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『ニーベルングの指環 ~ワルキューレ~ Ring des Nibelungen ~Walküre~』 ワーグナー R.Wagner

登場人物
ジークムント:ヴォータンと人間の間に生まれた若者(T)
ジークリンデ:ジークムントの双子の妹(S)
フンディング:ジークリンデの夫(B)
ブリュンヒルデ:ワルキューレの一人(S)
ヴォータン:神々の長(Br)
フリッカ:ヴォータンの妻、結婚の女神(Ms)
S:ソプラノ、Ms:メゾソプラノ、T:テノール、Br:バリトン、B:バス

あらすじ
神話の時代。フンディングの家、岩山

第1幕 <森の中のフンディングの家>

疲れ切ったジークムントがフンディングの家で行き倒れる。
この家の妻ジークリンデはジークムントに水をさし出す。
2人は一目で惹かれあい、熱い眼差しを交わす。

不気味な響きとともに、この家の主人フンディングが
楯と槍を手に戻ってくる。
ジークムントと妻があまりにもよく似ていることに
驚いたフンディングに尋ねられて、
ジークムントは身の上を語る。
彼には双子の妹がいたが、
父と狩りに出ている間に母を殺され、
家を焼かれ、妹を連れ去られた。
父と森をさまよううち父ともはぐれた。
その後、フンディングの一族との戦いで武器も失ったという。
あまりの偶然に驚いたフンディングは、
今夜の宿は与えるが
敵同士ゆえに明日の朝には決闘だと言い渡し、
ジークリンデを連れて寝室に入る。
その時、ジークリンデは、目で庭のトネリコの木を示す。
そこにはかつて訪れた謎の人物(ヴォータン)が突き立て、
誰にも抜くことができなかった剣がささっている。

ジークリンデは眠り薬で夫を眠らせてから、
父と今会った女性を想うジークムントのもとに
しのんでくる。
そして、強引にフンディングに略奪された、
つらい身の上を語る。
月光が差し込むと、兄と妹は想いをおさえきれず、
甘美な歌を歌い合い、
ついに運命的な愛に身を委ねる。
ジークムントは剣ノートゥングを木幹から引き抜く。

第2幕 <荒涼とした岩山>

勇壮な音楽とともに神々の長ヴォータンと、
その娘でワルキューレの1人であるブリュンヒルデが現れる。
ブリュンヒルデはヴォータンの最愛の娘だ。
ワルキューレは戦場で倒れた英雄を
戦場から天上のワルハラへと運ぶ役目を果たしている。
ヴォータンはアルベリヒが指環を取り戻し、
復讐の軍勢とともに天上界に攻め上ってくるのを恐れて、
地上の英雄たちをワルハラへ集めているのだ。

ヴォータンはワルキューレたちに、
今日の決闘でジークムントに勝利をもたらすことを言い伝えるが、
ブリュンヒルデと入れ違いに、
ヴォータンの正妻で、結婚の神であるフリッカが
血相を変えてやって来る。
フリッカは、ジークリンデが姦通の罪どころか
近親相姦の罪をも犯していることを慣り、
ジークムントを勝たせてはならないと夫に迫る。
ヴォータンが神々の危機を訴え、
滅亡を救うための英雄としてジークムントが必要なのだ
といさめようとするが、
フリッカは聞く耳をもたず、
夫が不倫によって、
ワルキューレや人間の兄妹をもうけたことを責め、
ジークムントを遣わせて指環を取り戻そうという
計画の矛盾も指摘する。
とうとう妻にやり込められ、
ヴォータンはいやいやフンディングの勝利を約束する。
フリッカはやってきたブリュンヒルデに
命令に従うように言い渡して去る。

ブリュンヒルデは、父からこれまでの経緯と苦悩を打ち明けられる。
ニーベルングの指環が大蛇に姿を変えた巨人の手元にある今、
神々には終焉の時が近づきつつある。
しかし、契約の遵守を奉じて神となった自分は、
城造りの契約により、
巨人に報酬として支払った指環を取り戻すことはできない。
それゆえ自由に指環を取り戻せる立場の
人間であるジークムントを遣わしたが、
彼の武器は神の恩恵であり、これを使えば契約に矛盾が生じる。
結局、今となってはジークムントを殺さねばならぬ、と。
ブリュンヒルデは納得しないまま、
フンディングに勝利を与えるため、出発する。

ブリュンヒルデはジークムントの元に現れ、
死すべき運命を告げる。
運命には従う覚悟のジークムントだが、
ジークリンデと別れなければならないと知ると
俄然態度を一変し、
愛する人と生死をともにするために断固戦うと主張する。
2人の愛の強さに心打たれたブリュンヒルデは、
とうとう父の命令に背き、ジークムントを守る決意をする。
決闘が始まり、ブリュンヒルデに応援されたジークムントが、
ノートゥングをフンディングの胸に突き立てようとした時、
ヴォータンが現れる。
ノートゥングは折られ、ジークムントはフンディングの刃に倒れる。
だが、勝ち誇るフンディングもまた
ヴォータンの怒りに触れて命を落とす。
これを見たブリュンヒルデは、ノートゥングの破片を拾い、
失神したジークリンデを連れて逃げ去るが、
怒りに震えるヴォータンが後を追う。

第3幕 <岩山の上>

勇壮な響きの中、
ワルキューレたちが勇士を連れて集まってくる。
そこへブリュンヒルデたちもやってくる。
姉妹たちに事情を話し、
父の怒りからなんとかかくまってくれるよう頼むブリュンヒルデだが、
誰もどうすることもできない。
ヴォータンが近づいてくる。
ジークリンデが目を覚まし、ジークムントが死んだなら
自分も死にたいと望む。
しかし、ブリュンヒルデは
ジークリンデの胎内にジークムントの子が宿っていることを告げ、
折れた名剣ノートゥングを手渡しながら、
再びこの剣を振るう者に、と、その子にジークフリートの名を与える。
感動したジークリンデは、ノートゥングを受け取り、
ヴォータンですら恐れて近づかないとされる森へと逃がされる。
その森では、大蛇がニーベルングの宝を守っている。

激しい音楽とともに、ヴォータンが姿を現し、
ワルキューレたちは追われ、父と娘1人だけが残される。
ヴォータンは、ブリュンヒルデを
神の座から追放して岩山に封じ込め、
そこで最初に出会った人間の男の奴隷となる罰を下す。
ブリュンヒルデは父が妻の罵りのために本意を翻したことを責め、
自分は父の本当の意思を汲んだのだと主張する。
そして、行きずりの男などではなく、
ジークリンデが宿している、
英雄となる男を自分に遣わすよう父に迫る。
ヴォータンはこの誇り高い申し出に感動し、
彼女を横たえて兜と盾で全身を覆い、
火神に命じて英雄しか越えられない魔の炎で岩山を包む。
この炎を超えられる者のみが彼女と結ばれることを許されるのだ。
ヴォータンは娘を残し厳かにその場を去って行く。
ジークフリートの音楽が鳴りひびき、
次の運命が予感される。
  1. 2007/12/16(日) 20:21:23|
  2. Classic~オペラ編~
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