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『ニーベルングの指環~ラインの黄金~ Der Ring des Nibelungen ~Das Rheingold~』 ワーグナー R.Wagner

登場人物
ヴォータン:神々の長(Br)
フリッカ:ヴォータンの妻、結婚の女神(Ms)
フライア:フリッカの妹、美の女神(S)
ローゲ:火神(T)
エルダ:智の女神(A)
ドンナー:雷神(Br)
フロー:幸福の神(T)
アルベリヒ:ニーベルング族の小人(Br)
ミーメ:アルベリヒの弟(T)
ファゾルト:巨人族(B)
ファフナー:ファゾルトの弟(B)
ヴォークリンデ:ラインの乙女(S)
ヴェルグンデ:ラインの乙女(S)
フロスヒルデ:ラインの乙女(S)
S:ソプラノ、Ms:メゾソプラノ、A:アルト、T:テノール、Br:バリトン、B:バス

あらすじ
神話の時代。ライン河周辺、天上界、地底

第1幕 <ライン河の河底>

水の中を、黄金を守る3人の美しい乙女が泳ぎまわっている。
ニーベルング族(小人)のアルベリヒが
しつこく彼女たちを追い回すが、
ヴォークリンデもヴェルグンデもフロスヒルデも、
醜い姿をからかうばかりで相手にしない。
苛立ち、怒るアルベリヒ。
その時、川面から射し込んだ光が河底の黄金を照らし出す。
その輝きの正体を訪ねるアルベリヒに、
乙女たちは愛を断念する者だけがこの黄金を得ることができ、
黄金から指環を作れば、世界を支配する力を持てるのだと教える。
アルベリヒはどうせ愛を得られないのならと、
叫び声をあげる乙女たちを尻目に、黄金を奪って逃げ出す。

第2幕 <ワルハラの城を望むライン河畔の山上の空地>

神々の長ヴォータンとその妻フリッカが目を覚ます。
向こうには、ついに完成した神々の城ワルハラが見える。
ヴォータンは城の完成を喜ぶが、
彼は、この城を建てさせた巨人の兄弟に、
その報酬として美の女神フライアを与えるという、
できもしない約束をしていた。
フリッカは出来上がった城が自分好みの家庭的な物ではなく、
戦いのための城塞のようではないか、と夫を責める。

そこに美の女神フライアが駆けて来る。
巨人の兄弟がその後を追って来て、
ヴォータンに約束通りフライアをよこせと迫る。
しかし、フライアを渡してしまうと
神々の永遠の命の源である
リンゴを栽培する者がいなくなってしまう。
ヴォータンは困り果てた。

この取り引きを考案した火神のローゲは
他の神々からさんざん責められる。
そこでローゲは、ラインの黄金が
ニーベルング族のアルベリヒに持ち去られ、
すでに指環に細工されたことを話し、
この指環を手に入れて、フライアの代わりに渡し、
巨人族を納得させたらどうかと提案する。
常日頃、ニーベルング族との戦いに苦戦している巨人たちは、
この条件を呑み、
指環と引換えにするためフライアを人質に連れ去る。

ヴォータンはローゲとともに指環を求めて
地下にあるニーベルングの国、ニーベルハイムへと降りて行く。

第3幕 <地底の国ニーベルハイム>

洞窟に黄金を打つ音が響き渡る。
アルベリヒが指環の力で、弟のミーメに、
姿を自由に変えられるかぶり物を作らせている。
アルベリヒが完成したかぶり物を頭に乗せると、
忽然と姿が消える。
地下から掘り出した宝石や金細工をくすねようとした弟のミーメは、
姿を隠した兄からしたたか鞭で打たれる。

かぶり物を持ってアルベリヒが去り、
打ちひしがれたミーメだけになったところへ、
ヴォータンとローゲがやってきて、
ミーメから指環の魔力を聞き出す。
そこへアルベリヒが小人たちに黄金を集めさせ、
運ばせながら戻ってくる。

ローゲはアルベリヒをおだてて、かぶり物で変身させる。
アルベリヒはまず、恐ろしげな大蛇に変身してみせる。
するとローゲが、大きくなれるのは見届けたが
小さなものになるのは難しかろう、と挑発したので、
今度はヒキガエルに変わってみせる。
ローゲはしてやったりと、
素早く足でカエルを押さえてかぶり物を奪い取り、
縛り上げて天上の神々の国へと連れて行く。
地底で鉄床を打つ音が次第に小さくなっていく。

第4幕 <ワルハラの城を望むライン河畔の山上の空地>

ヴォータンとローゲが縛られたアルベリヒを連れて現れる。
ヴォータンはアルベリヒに、
命と引換えに地底の財宝をすべて譲るよう持ちかける。
アルベリヒはしぶしぶ小人たちに財宝を運び込ませる。
だが、ヴォータンはそれだけでは許さず、
魔力を持ったかぶり物も、そして指環をも取り上げてしまう。
ヴォータンは指環を自分の指にはめた。
すべてを失って縛めを解かれたアルベリヒは、
持ち主に必ず不幸が訪れるよう、
指環に死の呪いをかけて姿を消す。

報酬を受け取りに巨人兄弟が、フライアを連れてやってくる。
巨人たちに言われるまま、
]フライアの姿が見えなくなるだけの黄金と、
かぶり物も渡すヴォータンだが、指環を渡すのは拒む。
すると、そこに智の神エルダが現れて、
指環を持てば呪いのため身の破滅を招くだろう、
過去も未来も見通せる私に従え、と論すので、
ついに指環を巨人たちに渡す。

早速アルベリヒの呪いが効いた。
2人の巨人は指環を手にしたとたんすぐに宝をめぐる争いを始め、
ファフナーは兄のファゾルトを殺し、
財宝や指環を独り占めにしたのである。
呪いのモチーフが暗く響き、巨人は去る。

指環の呪いを目の当たりにした神々は恐れおののく。
しかし、神々はその不安を払うように
ドンナーの雷鳴で立ちこめた霧を払い、
フローの架けた虹の橋を渡って新しいワルハラの城へ入って行く。
一方、火神ローゲは、神々の没落を予感している。
ライン河からは黄金を失った乙女たちの嘆きの歌が聞こえて来る。
  1. 2007/12/16(日) 01:00:26|
  2. Classic~オペラ編~
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