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『椿姫 La Traviata』 ヴェルディ G.Verdi

登場人物
ヴィオレッタ・ヴァレリー:パリの高級娼婦(S)
アルフレード・ジェルモン:地方(プロヴァンス)出身の紳士(T)
ジュルジュ・ジェルモン:アルフレードの父親(Br)
フローラ・ベルヴォア:ヴィオレッタの友人(Ms)
ドゥフォール男爵:ヴィオレッタのパトロン(Br)
S:ソプラノ、Ms:メゾソプラノ、T:テノール、Br:バリトン

聴きどころ
序曲
合唱『乾杯の歌』(第1幕)
ヴィオレッタ『ああ、そは彼の人か~花より花へ』(第1幕)
アルフレード『燃える心を』(第2幕)
ジェルモン『プロヴァンスの海と陸』(第2幕)
前奏曲(第3幕)
ヴィオレッタ『さようなら、過ぎ去った日よ』(第3幕)


あらすじ
1850年頃、パリとその郊外

第1幕 <ヴィオレッタの家のサロン>

大勢の着飾った社交界の人々が訪れ、
華やかなパーティが開かれている。
ガストーネ子爵が、プロヴァンスの富豪の子息、
アルフレードをヴィオレッタに紹介して間もなく、
食卓の準備が整い、
一同はアルフレードに乾杯の歌を求め、
彼はヴィオレッタの美しさを讃え、一同も酒と快楽を、と歌う。
(合唱『乾杯の歌』)
ヴィオレッタは客にダンスをすすめるが、突如青ざめて倒れる。
心配する一同を先に行かせると、
アルフレードは、心配そうに彼女に寄り添い、
こんな生活は身体によくないと忠告した後、
かねてからの愛を打ち明ける。
(二重唱『思い出の日から』)
始めは取り合わなかったヴィオレッタだが、
彼の純情に心ひかれ、いつも胸に付けている椿の花を贈り、
明日の再会を約束する。

夜も更け、人々が帰った後、一人になったヴィオレッタは、
さっきのアルフレードの言葉を思い出し、
はじめての愛の喜びにひたるが、
ふと自らの身の上を振り返って、自嘲的になり、
胸のときめきを努めて忘れようとする。
(アリア『ああ、そは彼の人か~花より花へ』)

第2幕 

第1場 <パリ郊外の田舎家>

アルフレードの真剣な愛に打たれたヴィオレッタは、
パリ郊外の別荘で愛の生活を始め、3ヶ月が過ぎた。
アルフレードはその幸福と喜びを歌う。
(アリア『燃える心を』)
しかし、女中アンニーナから、
ヴィオレッタが自分の持ち物を売って生活を支えていると事情を知らされ、
金策のため急いでパリに向かう。

その留守中に、彼の父ジェルモンが訪ねてくる。
ヴィオレッタが息子を誘惑し、財産を狙っていると思い込んでいた彼は、
彼女がアルフレードを心の底から愛し、
財産を売り払いながら、献身的に尽くしていることを知って、心を動かされる。
しかし、田舎の名家としては、
娘の縁談に差し支えるようなスキャンダルを捨て置けない。
ジェルモンは、家のために息子と別れてくれるよう懇願する。
ヴィオレッタは断るが、ついに説得され、泣く泣くこれを受け入れる。
そして、彼の娘に、ひとりの女が幸せを犠牲にしたと伝えて欲しい
とジェルモンに願う。
(二重唱『美しく清純なお嬢さんにお伝え下さい』)
ジェルモンは彼女を慰め、感謝して去る。

ジェルモンが去り、ヴィオレッタは別れの手紙をしたため、
帰ってきたアルフレードを万感の思いを込めて抱きしめてから、
その手紙を使いの者に託して逃げるように去る。
アルフレードが不審に思っているとヴィオレッタからの手紙が届く。
アルフレードはそれを読み、その内容に愕然とする。
そこに父ジェルモンが入ってきて、家に戻るよう息子を説得する。
(アリア『プロヴァンスの海と陸』)
ところが怒りと嫉妬に狂うアルフレードは、
ヴィオレッタの裏切りに対する復讐を誓い、
とめる父を振り切って出かける。

第2場 <ヴィオレッタの友人フローラのサロン>

大勢の人が集まって、パーティーが行われている。
パーティの場にアルフレードが訪れ、
驚くフローラにもそっけなく返事をしてカードゲームに加わる。
そこにドゥフォール男爵と腕を組んでヴィオレッタが現れる。
ヴィオレッタはアルフレードがいるのを知り、来たのを後悔する。
カードに勝ち続けるアルフレードにドゥフォール男爵も挑戦するが、
とてもかなわない。

一同が食事に別室へ去った後、
アルフレードは、ヴィオレッタに心変わりの理由を問い詰める。
真実を言えぬヴィオレッタが
やむなくドゥフォール男爵を愛していると言うと、
激怒したアルフレードは大声で皆を呼び集め、
不実をなじり、ゲームの勝ち金を彼女の顔に叩きつける。
傷心のヴィオレッタが失神し、
驚いた客たちはアルフレードの無礼を非難する。
そこに、父ジェルモンが現れ、息子の愚行を叱り、
後悔するアルフレードを連れて出て行く。

第3幕 <ヴィオレッタの寝室>

胸の病が進行し、衰弱したヴィオレッタは、
持ち物も全て売りつくし、寒々とした部屋に伏していた。
診察に来た医師は女中に、もう長くないことを告げる。
医師が帰った後、ヴィオレッタは、弱々しい手でジェルモンの手紙を開く。
そこには、ジェルモンの感謝と、
真実を知ったアルフレードが謝罪に行くと書かれてあった。
だが、ヴィオレッタは、もう遅すぎると嘆く。
(アリア『さようなら、過ぎ去った日よ』)

間もなく、アルフレードが訪れて許しを乞い、
また二人で暮らそうと語りかける。
(二重唱『パリを離れて』)
だが、ヴィオレッタには着替える力もない。
ジェルモンもやって来て、娘として迎え入れたいと告げるが、
今更のように罪の大きさを後悔する。
ヴィオレッタは、アルフレードに形見のメダルを手渡すと、
急に元気づき「また生きる」と立ち上がるが、
それも束の間、皆の悲しみに包まれながら、
愛する人の腕の中に倒れ、息絶える。
  1. 2007/12/11(火) 22:20:22|
  2. Classic~オペラ編~
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