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『仮面舞踏会 Un ballo in maschera』 ヴェルディ G.Verdi

登場人物
リッカルド:ボストン総督(T)
レナート:リッカルドの秘書(Br)
アメーリア:レナートの妻(S)
ウルリカ:占い師(A)
オスカル:リッカルドの小姓(S)


あらすじ
17世紀末、イギリス植民地時代のアメリカ・ボストン


第1幕

第1場<ボストン総督邸の大広間>

朝。貴族や議員、有力な市民などが大勢広間に集っている。
総督リッカルドを待ちながら、その人徳を讃える支持派に混じって、
反旗を翻そうと機会をうかがう反対派もいる。
登場し、皆と挨拶を交わすリッカルドのもとに小姓オスカルが来て、
舞踏会の招待客リストを差し出す。
リッカルドは、かねてから思いを寄せている、
秘書レナートの妻アメーリアの名を見つけ、
彼女との再会を夢見る。
(アリア『もう一度彼女に会える』)
レナートが現れ、
道ならぬ恋に悩むリッカルドの憂い顔を見て、
てっきり反対派に対する心配だと思い込む。
(アリア『あなたの生命には』)
そこに、判事が現れ、ウルリカという名の占い師が
人心を惑わしているので、追放するよう要求する。
しかしオスカルは、予言が良く当たることを理由に、
ウルリカを懸命に弁護する。
この話に興味を抱いたリッカルドは、
皆で仮装して、ウルリカの予言を聞きに出かけようと提案する。
これを聞いて喜ぶオスカル、危険だと心配するレナート、
リッカルドを陥れる絶好のチャンスとばかりに狂喜する陰謀者たちなど、
それぞれの思いが華麗なアンサンブルで歌われる。

第2場<深夜のウルリカの家>

ウルリカを訪れた人々に魔術の祈祷が行われる。
(アリア『地獄の王よ、急げ』)
まず、総督に仕える水夫が手相を見てもらい、
金と高い地位が与えられる、と予言される。
漁師に変装したリッカルドは、これを耳にして、
彼のポケットに、水夫から士官に昇進させると書いた紙を忍び込ませる。
紙を見つけた人々が、占いが当たったと驚いているところに、
アメーリアの召使が奥様がひそかに占いを頼みたいと現れる。

ウルリカは、皆を別室に去らせるが、
リッカルドは物陰で彼女の悩みを盗み聞きする。
アメーリアは夫以外の人を愛した苦悩を訴え、
それを聞いたリッカルドは、
彼女も自分を愛していることを知り、幸せに酔う。
ウルリカはアメーリアに、
すべてを忘れるには真夜中に死刑場の下に生える草を
自分で摘まなければならぬと教える。
彼女は恐ろしさに震えながらも勇気を奮って出かけて行く。

皆が部屋に戻り、リッカルドが手相を見てもらう。
(アリア『今度の航海は無事だろうか』)
ウルリカははじめ不幸な人としか言わないが、
どうしてもと頼まれ、「友人に殺される」と答える。
さらに誰かと聞かれ、「これから最初に握手する人に」と予言する。
彼は皆に握手を求めるが、誰も応じない。
その時、レナートが現れて、彼の手を握る。
一同は、最も誠実な友人が総督を殺すわけがないと胸をなで下ろし、
予言は誤りだと否定して、総督と祖国イギリスを讃える。

第2幕<真夜中の郊外の死刑場>

アメーリアは、寂しく恐ろしい死刑場にたったひとりでやって来る。
やがて真夜中を告げる12時の鐘が鳴るが、
アメーリアは愛しい人を忘れ去る淋しさに悩みながら、
神に祈りを捧げる。
(アリア『あの草を摘み取って』)
そこに突然リッカルドが現れ、アメーリアに激しく愛を訴える。
始めは自制するアメーリアも、ついに情熱には勝てず、
二人の想いは燃え上がる。
(二重唱『私はあなたの傍に』)
だが、そこにレナートがリッカルドの後を追って現れる。
アメーリアは慌ててヴェールで顔を覆う。
レナートは、暗殺者がリッカルドを狙っていることを伝え、
互いのマントを取り替え、すり変わって逃げるよう勧める。
リッカルドは、連れの女性とは一言も言葉を交わず、
また、顔も見ずに町まで送ることを誓わせて去る。
暗殺者が現れるが、リッカルドを取り逃がしたことに気付き、
怒って夫人のべールを取ろうとする。
レナートが剣を抜き、慌てて止めに入ったアメーリアのベールが落ちる。
驚いたレナートは妻の裏切りを怒り、
暗殺者たちに、明朝、家に来るように頼む。

第3幕

第1場<レナートの家の書斎>

怒りに震えるレナートは、妻に冷たく死を命ずる。
潔白を主張しても無駄だと悟ったアメーリアは、
最後に息子に会わせてほしいと頼む。
(アリア『私の最後の願い』)
妻が去ると、レナートはリッカルドの肖像を見つめ、
怒りをほとばしらせる。
(アリア『お前こそ心を汚すもの』)
そして、反逆者たちに仲間となることを申し出て、
誰が暗殺するかをくじで決めることにする。
三人がそれぞれの名を書いた紙を壷に入れ、
戻ってきたアメーリアにそのひとつを引かせる。
アメーリアが引いた紙は、レナートのものだった。
そこに、オスカルが仮面舞踏会の招待状を携えてやって来る。
好機到来と喜ぶ男たち、
この陰謀をどうやってリッカルドに伝えようかと悩むアメーリア、
無邪気に舞踏会を待ちわびるオスカルの想いが交錯する。

第2場<リッカルドの書斎>

リッカルドはアメーリアの身を案じながら、
彼女との恋を諦め、
レナート夫妻を本国イギリスに帰すことを決心する。
(アリア『永久に君を失えば』)
そこにオスカルが現れ、
見知らぬ夫人から内密に預かってきたという手紙を差L出す。
その手紙を読み、舞踏会で何者かに命を狙われていることを知るが、
リッカルドはそれでも、
最後にもう一度アメーリアと会うために出席を決心する。

第3場<総督邸の大舞踏会場>

大舞踏会場で華やかな仮面舞踏会が開かれている。
レナートは、オスカルに総督の変装を聞くが、
陽気にからかわれる。
(アリア『どんな服装か知りたいのですね』)
レナートは「重大な話がある」と言って、
ようやく総督の扮装を聞き出す。
アメーリアが、そっと総督に近づき、
必死で逃げるよう説得するが、
そこにレナートが近寄り、剣で胸を刺す。
倒れたリッカルドは驚き騒ぐ人々を制して、レナートを呼び寄せ、
アメーリアは純潔であったことを神に誓い、
彼ら夫妻をイギリスに栄転させることを告げ、その書類を渡す。
また、謀反に関わった全ての人々を無罪にするよう言い残し、
感謝と別れを告げて、息をひきとる。
一同は感動し、冥福を祈る。
  1. 2007/12/07(金) 00:33:56|
  2. Classic~オペラ編~
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