スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『愛の妙薬 L'elisir d'amore 』 ドニゼッティ G.Donizetti

登場人物
アディーナ:美人で頭も良いがちょっと高慢な富農の娘(S)
ネモリーノ:単純で間抜けな貧農、アディーナに想いを寄せている(T)
ベルコーレ:若くて野心満々の軍曹(Br)
ドゥルカマーラ:口の達者なインチキ薬売り(B)
ジャンネッタ:村娘(S)


聴きどころ
ネモリーノ『人知れぬ涙』(第2幕)
ドゥルカマーラ&アディーナ
『わしは金持ち、あんたは美人』(第2幕)


あらすじ
19世紀、スペイン、バスク地方の小さな村

第1幕 

第1場<アディーナの農場の前の広場>

ジャンネッタら若い娘たちや農夫たちが木の下で休み、歌っており、
農場主のアディーナは本を読んでいる。
ネモリーノは美しいアディーナへの想いを独白する。
(アリア『なんてきれいなんだろう』)
すると突然アディーナが笑い出すので、
ジャンネッタらは、本を読んで聞かせてと頼み、
アディーナは『トリスタンとイゾルデ』の一節を読み、
「飲めばたちどころに恋が成就する愛の妙薬、
そんなのあり得ないわね!」と大笑いする。
(アリア『無情なイゾルデ』)
そこに、ベルコーレ軍曹と兵隊の一隊がやってくる。
ベルコーレは早速美しいアディーナの目をとめ、
接近を試みる。
(アリア『昔パリスがしたように』)
ベルコーレは結婚を申込むが、アディーナは上手にかわす。
これを見たネモリーノは自分の臆病さ加減を嘆く。
ベルコーレと兵隊が建物の中に入り、
村人たちは仕事に戻っていく。
アディーナと2人きりになったネモリーノは、
心の内を打ち明ける。
(二重唱『親切なそよ風に聞いてごらんなさい』)
だが、必死に迫るネモリーノに、
アディーナは「ほかの人を愛しなさいな」とつれなくする。

第2場 <村の広場>

村の広場にラッパの音を響かせて、
インチキ薬売りのドゥルカマーラがやって来る。
(アリア『村の皆様、お聞き下され』)
村人たちはドゥルカマーラの薬の効能の口上に
すっかりその気になってしまう。
村人たちが帰っていくと、ネモリーノはそっと、
イゾルデの惚れ薬はないかと訊ねる。
ドゥルカマーラは安ワインをそれと偽って高く売りつけ、
効き目は明日からと言い残して去る。
早速、薬を飲んだネモリーノはなぜか陽気になり、
アディーナがやってきても無視の態度。
ベルコーレが現れ、再びアディーナに結婚を申し込むと、
ネモリーノの態度に腹を立てていたアディーナは、
当てつけに求婚を受けてしまう。
妙薬を飲んだネモリーノはあくまで強気で、笑い飛ばすが、
そこに兵隊たちが現れ、
明日出発せよとの命令書をベルコーレに渡すので、
ベルコーレは「今日結婚しよう」と迫る。
今度は慌てたネモリーノは「一日待ってくれ」と必死に頼む。
怒るベルコーレ、アディーナは公証人に知らせましょうと言い、
人々はネモリーノをあざ笑う。

第2幕

第1場 <アディーナの農場の中>

アディーナとベルコーレの婚礼の宴会が賑やかに開かれている。
ドゥルカマーラはアディーナとともに楽しく歌う。
(二重唱『わしは金持ち、あんたは美人』)
公証人が結婚証明書を持って現れるが、
ネモリーノを懲らしめるのが目的のアディーナは、
ネモリーノの姿が見えないので、
今夜までサインを待ってくれと引き延ばす。
この様子を見てがっかりするネモリーノは、
ドゥルカマーラに薬をもう一本売ってくれと頼むが、
お金の持ち合わせがなく、またがっかりする。
出てきたベルコーレが、
ネモリーノにしょげかえっているわけを聞き、
「それなら兵隊になれ、20スクーディもらえる」
と、入隊を勧める。
ネモリーノは迷うが、ついに入隊を決心する。

第2場 <広場>

ジャンネッタら村の娘たちが、
「ネモリーノの叔父さんが死んだため、
彼に遺産が転がり込んだらしい」と噂をしているところに、
ネモリーノがやってくる。
娘たちが急に優しくなったので、
ネモリーノは妙薬の効き目が出てきたと陽気になる。
そこに現れたドゥルカマーラもアディーナも
その様子に驚く。
アディーナはドゥルカマーラから、
ネモリーノが兵隊になってまで妙薬を手に入れたことを聞き、
彼の愛の深さに感動して涙し、自分の薄情さを反省する。
この様子を見ていたネモリーノは、
「彼女の目に涙がにじんでいた。僕を愛しているんだ」
と、感激する。
(アリア『人知れぬ涙』)
アディーナはネモリーノの入隊契約書を買い戻し、
彼にこの地に残ってくれるよう願う。
しかし、ネモリーノが、愛していると言ってくれないのなら、
入隊して死んだほうがましだと突っぱねるので、
アディーナはついに愛を告白し、2人は固く抱き合う。
これを見たベルコーレは、
他にも女はたくさんいるさと潔くあきらめる。
ドゥルカマーラは、愛の妙薬の効き目を宣伝し、
薬を全部売りつくして、歓声の中、村を去る。
  1. 2007/11/29(木) 00:05:36|
  2. Classic~オペラ編~
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<『ロメオとジュリエット Roméo et Juliette』 グノー C.F.Gounod | ホーム | sayuの心に響くもの>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sopranosayu.blog48.fc2.com/tb.php/53-8496ffda
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。