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『蝶々夫人 Madama Butterfly』 プッチーニ G.Puccini

登場人物
蝶々夫人:15歳の芸者(S)
ピンカートン:アメリカ海軍士官(T)
スズキ:蝶々の女中(Ms)
シャープレス:駐日アメリカ総領事(Br)
ゴロー:結婚仲介人(T)
ボンゾ:蝶々の叔父で僧侶(MS)
ヤマドリ:公爵(Br)
ケート:ピンカートンの母国の妻(S)


聴きどころ
蝶々さん&シャープレス『夕やみが迫り』(第1幕)
蝶々さん『ある晴れた日に』(第2幕)
蝶々さんが自害するシーン(第2幕)


あらすじ
20世紀初頭、長崎

第1幕 <長崎の丘の上>

アメリカ海軍の戦艦アブラハム・リンカーン所属の
海軍士官ピンカートンは日本人の少女と結婚することになった。
結婚斡旋屋のゴローが、ピンカートンに結婚後に暮らす家や、
蝶々さんの召使いのスズキ、料理人、下男を紹介する。

そこへアメリカ総領事のシャープレスがやってくる。
ピンカートンはシャープレスと杯を酌み交わしながら歌う。
(アリア『広い世界を』)
浮ついた気持ちを歌うピンカートンを見て、
シャープレスは、ゴローが紹介した少女が
この結婚が永久の縁と堅く信じていることを思い出し、戸惑う。
シャープレスの「本当に花嫁を愛しているのか」との問いに、
ピンカートンは、「それは分からない、
いずれはアメリカの女性と結婚する」と言う。

そこへ蝶々さんが芸者仲間とともに現れる。
シャープレスが可憐なこの15歳の少女に身の上を問うと、
実家は没落士族の家であると答え、
父から頂いた切腹のための刀の入った箱を披露する。
それにより、座は一時しらけてしまうが、
ゴローによって結婚式の準備が進められる。
蝶々さんは前日にキリスト教に改宗したことを告げる。
一連の結婚の儀式が済んだ頃、蝶々さんの叔父のボンゾが現れる。
彼は蝶々さんの改宗を怒り、「神罰を受ける」と言い放って去る。
泣き崩れる蝶々さんを慰めるピンカートン。
2人は美しい星々の下で、愛の二重唱を歌い、
愛の喜びに浸り、家の中に入って行く。
(二重唱『夕やみが迫り』)


第2幕

第1場 <蝶々さんの家の中>

結婚式から3年が過ぎた。
ピンカートンは任務が終わり、アメリカ合衆国に帰ってしまっていた。
スズキはピンカートンの日本への帰国を疑うが、
蝶々さんは怒って「必ず帰ってくる」と言う。
スズキが涙ながらに前言を翻すと、
蝶々さんは、ピンカートンの帰りを夢見る。
(アリア『ある晴れた日に』)

その頃、シャープレスは
ピンカートンがアメリカ本国でアメリカ人女性と結婚したことを
本人の代わりに蝶々さんに告げることになっていた。
しかし蝶々さんの喜びの様子に用件を切り出すことができない。
そこへゴローが裕福な紳士ヤマドリ公を連れてやってくる。
ヤマドリ公は蝶々さんに結婚を申し出るが、
蝶々さんはそれを拒否する。
ヤマドリ公が帰っていくと、シャープレスは蝶々さんに
ピンカートンの手紙を読んで聞かせる。
帰ってくることを喜ぶ蝶々さんにシャープレスは、
「ピンカートンが帰ってこなければどうするのか」と問うと、
「芸者に戻るか、死か」と答える。
困惑したシャープレスが「ヤマドリ公の申し出を受けてはどうか」
と勧めると、「あなたまでがそんなことを言うのか」と怒り、
シャープレスに彼女とピンカートンとの子供を見せ、
「わが夫がこの子を忘れようか」と言い放ち、
「子供のために芸者に戻って恥を晒すよりは死を選ぶ」と泣き叫ぶ。
シャープレスはいたたまれずに去っていく。

スズキは「子供の父親は誰だかわからない」と
蝶々さんの悪評を拡げようとするゴローを捕まえる。
蝶々さんにとって悪い話が次々と届く中、
遠くにピンカートンの所属艦アブラハム・リンカーンが
兵員の到来を礼砲で告げた。
それを望遠鏡で見つけた蝶々さんとスズキは喜び、家を花で飾る。
(二重唱『桜の枝を揺さぶって』)

そして自分達と子供を盛装させ、障子を通して、
ピンカートンの帰りを凝視する。
夜が過ぎ、「ハミングコーラス」の中、
蝶々さんはひとり寝ずにじっと外を見つめる。

第2場 <夜が明けた蝶々さんの家>

水夫たちの合唱が聞こえ、次第に夜が明けてくる。
ピンカートンはやってこなかった。
スズキは憔悴した蝶々さんを慰め、休ませる。
ピンカートンとシャープレスが登場し、
スズキは喜ぶが、ひとりの女性の姿に気づき、
それがピンカートンの妻ケートと知ってショックを受ける。
そのうえ、子供をピンカートンに渡すよう蝶々さんに頼んでくれと
シャープレスが言うので、
スズキはいかに蝶々さんがピンカートンの帰りを待ちわびていたかを
涙ながらに訴える。
ピンカートンは罪悪感によって深く打ちひしがれ、
義務を放り出して去ってしまう。
(アリア『さらば愛の巣』)

蝶々さんはピンカートンと会えると思い、目を輝かせて登場する。
しかしピンカートンの代わりに
彼のアメリカでの妻ケートと対面させられる。
蝶々さん感傷的な穏やかさをたたえつつ真実を受け止め、
礼儀正しくケートを祝福する。
それから、ケートやシャープレスにお辞儀をし、
子供を渡すことを約束する。
シャープレスとケートが去ると、
蝶々さんはスズキを無理矢理去らせ、
家の障子を全部閉めて一人きりになる。

蝶々さんは仏壇の前に座り、父の遺品の刀を取り出し、
「名誉のために生けることかなわざりし時は、
名誉のために死なん」の銘を読み自刃しようとするが、
そこへ子供が走ってくる。蝶々さんは子供を抱きしる。
(アリア『かわいい坊や』)
そして、子供に目隠しをし、刀を喉に突き立てる。
最後の力で子供ににじり寄ろうとするが、力尽きる。
遠くから、異変を聞きつけて戻ってきたピンカートンの
「蝶々さん」という叫び声が聞こえて来る。
  1. 2007/11/16(金) 21:44:35|
  2. Classic~オペラ編~
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