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『スペードの女王 Prique Dame チャイコフスキー Tschaikowski』

登場人物
ゲルマン:貧しい士官(T)
トムスキー伯爵:ゲルマンの同僚(Br)
エレツキー公爵:トムスキー伯爵の友人(Br)
チェカリンスキー:近衛士官(T)
スーリン:近衛士官(B)
伯爵夫人:リーザの祖母(MS)
リーザ:エレツキー公爵の婚約者(S)
ポリーナ:リーザの友人

聴きどころ
伯爵夫人がゲルマンにカードの秘密を教えるシーン(第3幕)

あらすじ
18世紀末、ペテルスブルク

第1幕

第1場 <公園の広場>

夏の日、子守や家庭教師たちが、子供たちを遊ばせている。
兵隊ごっこの少年たちが隊列を組んで現れ、人々は彼らについて行く。

二人の近衛士官がやって来て、
友人のゲルマンの様子がおかしいと噂話を始める。
そこに当のゲルマンとトムスキー伯爵が現れる。
(アリア『その人の名は知らない』)
皆の心配にゲルマンは、
名も知らぬ娘に苦しい恋をしていることを打ち明ける。
しかし、ゲルマンは、彼女は手の届かない人だと叫んで立ち去る。

再び公園に人が行き交いはじめ、ゲルマンと友人たちが戻ってくる。
彼らは散歩に来たエレツキー公爵と出会い、
最近婚約が整った彼にお祝いを言う。
そこに伯爵夫人とその孫娘のリーザが現れ、
エレツキー公爵は婚約者であるリーザを皆に紹介する。
するとゲルマンの顔色が変わるので、
トムスキー伯爵は彼女がゲルマンの恋の相手だったことを知る。
リーザは自分をつけ回すゲルマンの瞳の色から
ただならぬものを感じとる。

伯爵夫人が去ると、
トムスキー伯爵が伯爵夫人の過去のエピソードを語りはじめる。
(アリア『ヴェルサイユにいた時』)
「かつて彼女はパリ社交界の花形だったが、
博打に入れあげて大損をした。
その峙、サン・ジェルマン伯爵に体と引き替えに、
必ず勝つ3枚のカードを教えてもらった。
彼女はそのお陰で次の日には負けを取り戻し、
カードの秘密を夫と若い青年に教えた。
すると彼女の前に幽霊が現れて、
秘密を知った三人目の男は必ず死ぬだろうと告げたので、
それ以降、その秘密を知ることのできる者はいなくなった。」と。
突然雷雨が襲ってきて、人々は慌てて散って行く。
ひとり憑かれたように立ちすくむゲルマンは、
リーザを手に入れるためにカードの秘密を手に入れると叫ぶ。

第2場 <リーザの部屋>

リーザの友人ポリーナは、リーザのために、
沈んだ雰囲気を明るくしようと、
他の友人たちと賑やかに歌い騒いでいたので、
そこに現れた家庭教師にたしなめられる。
ポリーナは、婚約したばかりのリーザが沈み込んでいるので
心配しながら帰って行く。
ひとりになったリーザは公園で出会った若者に引かれてしまう
不可解な心を持て余す。
(アリア『何でこうして涙が』)
そこに開いていたバルコニーからゲルマンが入ってきて、
驚くリーザに跪いて愛を訴える。
物音を聞きつけた伯爵夫人がやって来るので、
リーザは思わず彼をかくまってしまう。
伯爵夫人が出て行くと、リーザとゲルマンは抱き合う。

第2幕

第1場 <ある高官の屋敷の大広間>

仮面舞踏会が開かれている。
チェカリンスキーらは、
「ゲルマンが3枚のカードを知りたがっている」と噂し、
花火を見にテラスへ出て行く。
エレツキー公爵は婚約者リーザの沈んだ様子を心配する。
(アリア『ぼくはあなたを愛しています』)
ゲルマンがリーザから届いた手紙を手に現われる。
客たちも戻って来て、牧歌劇『ダフニスとクロエ』が演じられる。
リーザは舞踏会の後、そっと彼に近づいて
庭の隠し戸と伯爵夫人の部屋の鍵を手渡す。
リーザはゲルマンに、
伯爵夫人の部屋からリーザの部屋へと続く戸を抜けて
忍んで来るよう告げる。
ゲルマンはリーザもカードの秘密も手に入れることができる、
と確信する。
客たちはエカテリーナ女王のお出ましを歓呼して迎える。

第2場 <伯爵夫人の寝室>

忍ぴ込んだゲルマンは、伯爵夫人からカードの秘密を聞き出そうと、
カーテンの影に隠れる。
小間使いたちが下がり伯爵夫人がベッドに入ると、
ゲルマンはピストルを突きつけて彼女を脅し、
カードの秘密を聞き出そうとする。
しかし、伯爵夫人は恐怖の余り発作を起こして絶命する。
ゲルマンを待っていたリーザは彼を捜しに出て来てこの事件を知り、
彼の目的がカードの秘密だったと誤解して泣き伏す。

第3幕

第1場 <兵舎のゲルマンの部屋>

ゲルマンのもとに、
彼を許し、運河の堤で待っていると書かれたリーザからの手紙が届く。
手紙を読み終えたゲルマンは、
伯爵夫人の葬儀の光景を思い出し、恐怖に駆られる。
風が激しく吹き始め、伯爵夫人の幽霊が現れる。
彼女は霊となって、リーザのためにカードの秘密を教えに来たのだ。
3枚のカードの秘密は、3、7、エースと告げられ、
ゲルマンは狂ったようにその数字を繰り返す。

第2場 <運河の堤>

凍えそうな夜更け、ゲルマンを待つリーザは、
はたしてゲルマンが善人なのか悪人なのかを測りかねて苦しむ。
(アリア『ああ、心配で疲れきってしまった』)
ゲルマンが現れてリーザは彼と固く抱き合う。
ゲルマンは二人で逃げようと言いながら、
気がふれたようにカードの秘密を繰り返す。
ついにリーザを振り切って賭博場に向かって駆け出すゲルマンを見て
彼女は絶望し、運河に身を投げる。

第3場 <賭博場>

人々がカードをしたり、夕食をとったりしている。
エレツキー公爵が現れ、婚約を解消したとトムスキーらに話す。
ゲルマンがやって来て負け知らずの勝負を続ける。
ついに相手がいなくなるとエレツキー公爵が勝負を挑む。
ゲルマンは「エース」と叫ぶが、
その手にあるのは「スペードの女王」。
勝負に負けたゲルマンは、
スペードの女王の顔が伯爵夫人に変わるのを見て錯乱し、
短剣で自らの胸を刺す。
瀕死のゲルマンはエレツキー公爵に許しを乞い、
心からリーザを愛していると言って息絶える。
  1. 2007/11/14(水) 00:39:08|
  2. Classic~オペラ編~
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