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『影のない女 Die Frau ohne Schatten』 R.シュトラウス R.Strauss

登場人物
皇帝:(T)
皇后:霊界の大王と人間の間に生まれた娘(S)
乳母:(MS)
使者:霊界の大王の命を伝える男(Br)
バラク:染め物屋(Br)
女房:バラクの妻(S)
S:ソプラノ、MS:メゾソプラノ、T:テノール、Br:バリトン

聴きどころ
バラク&女房 『いつも平気な顔をしている人間が』(第2幕)

あらすじ
昔々あるところ

第1幕

第1場 <王宮の庭園のテラス>

霊界の大王は人間との間に生まれた娘を孤島に隠して育てた。
大王は娘に、動物に姿を変えるカを与えた。
娘がカモシカになって遊んでいるときに、狩りに来た皇帝に捕まる。
すると、カモシカは美しい娘に変わった。
二人は愛し合うようになり、結婚し、
やがて1年が経とうとしている。
しかし、人間でない皇后には影がなく、
影がないために子供を産むことができない。

新月の夜、皇后の元へ大王の使者が来て、
皇后に影はあるかと乳母に尋ね、
大王の娘がうかつにも人間にさらわれたことをなじる。
乳母はあれこれと言い訳してから、
人間ではない皇后には影がないと答える。
使者は、皇后が今夜から3日の内に影を手に入れなければ、
皇帝は石に変わり、
皇后は大王の元に戻らねばならないと伝える。
霊界の女と結婚した人間は、
1年以内に子供ができないと石になってしまうのだ。
皇后と乳母は影を手に入れるため人間の世界に出かける。

第2場 <染物屋バラクの家>

バラクには体の不自由な兄弟が三人いる。
彼らは毎日つかみ合いのけんかをし、注意する女房に悪態をつく。
女房はほとほと呆れ、もう子供なんか産みたくないと思っている。
そこに、乳母と下女の扮装をした皇后が現れる。
乳母は魔法で美しい宝飾品を出し、
豪華な暮らしの幻影を見せて、影をくれるよう女房を誘惑する。
女房は、深く考えることもせず、
皇后と乳母の二人が3日間女中として仕えるのと引き換えに
影を売ることに同意する。
乳母は魔法で家事を済ませ、皇后と共に消え去る。
バラクが戻ると、女房は明日から貧しい親戚が来ると伝える。

第2幕

第1場 <染物屋バラクの家>

皇后は下女として働いている。
バラクが出かけると、乳母は魔法で女房の好みの男を出現させる。
女房は夫への裏切りを後ろめたく思う。
やがて、バラクは、妻のためにとご馳走を持って帰ってくるが、
兄弟や子供たちが先に群がってくるので、
妻は不機嫌になって食べようともしない。
バラクは仕方なく、ご馳走を彼らに与える。

第2場 <皇帝の鷹狩りの小屋>

皇帝は皇后から、3日間、鷹狩り小屋にいるという知らせを受け、
鷹に導かれてやって来る。
しかし、皇后と乳母から人間の匂いを喚ぎとってその嘘に気づく。
皇帝は自分の嘆きが誰にも聞えないよう、
ひとりきりになるため岩屋に行く。

第3場 <染物屋の家>

乳母は仕事に疲れたバラクを薬で眠らせ、
女房の前に若い男を出現させる。
しかし、誘惑に負けそうになった瞬間、
決心がつきかねて、女房は夫を起こしてしまう。

第4場 <鷹狩りの小屋>

皇后は、影を得るためにバラクの家庭を悪用していることを苦しむ。
皇后は皆を苦しめるくらいなら自分が石になりたいと絶叫する。

第5場 <染物屋の家>

昼間なのに暗くなった家の中に不気味な雰囲気が漂っている。
女房はバラクに影を売ったことを告白。
驚いたバラクが妻を見ると、確かに彼女には影がない。
(二重唱『いつも平気な顔をした人間が』)
乳母は皇后に急いで影を奪うよう囁くが、皇后は奪うのを躊躇する。
突然、地面が割れて夫婦は地底に呑み込まれる。

第3幕 <地下の冥界>

厚い壁に隔てられた別々の部屋で、
バラクと女房は互いのことを思いやる。
深く後悔した妻が夫に詫びると、
バラクも優しく彼女を許すので、
二人とも上へ戻ることを許される。

皇后と乳母は大王の牛耳る魔の国に行く。
乳母はもう少しで影を手に入れられると言って止めるが、
皇后は耳を貸さず洞窟に入ってしまう。
乳母は大王に皇后の助命を願うが、
使者が現れて乳母を人間界に追放する。

皇后は他人を不幸にしてまで
影を手に入れることはできなかったと訴える。
生命の水が湧き出し、その水を飲めば影を得られると告げられるが、
皇后はバラク夫婦のために水を飲まない。
この水を飲めば、女房は影を失ってしまうのだ。
奥のカーテンが開くと石に変わった皇帝が現れ、
皇后は皇帝の後を追って死のうとする。
皇后が再び生命の水を拒否すると、
突然全ては赦されて皇后に影が生まれ、皇帝も元の姿に還る。
二人が抱き合うと辺りは美しい風景へと一変する。
滝の両側に現れたバラクとその妻は魔法の橋を渡って再会を果たす。
どこからともなく、これから生まれる子どもたちの歌声が響いて来る。
2組の夫婦は愛に溢れて抱き合い、子どもたちの歌声がさらに響く。
  1. 2007/07/20(金) 00:05:34|
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